keyaki development — 内部資料 / 2026年6月

AI組織内部開発計画

keyaki の AI 組織(山下 + 川上)を検証フィールドとして、
ディレクトリ構成とセッション管理の設計方針をまとめた社内資料。

社内限定 設計確定版 Scaffold 検証
Section 01

AI組織ディレクトリ構成

ペルソナ分離と共通ルール共有を両立するVM上の設計。確定事項。

Team Roster

4名体制でスタート

名前役割主な担当業務モデル
川上 エンジニア 実装・コーディング・PR作成 Claude Sonnet 4.6
千葉 マネージャー オーケストレーション・タスク管理・進捗確認 Claude Sonnet 4.6
石川 マーケティング コンテンツ制作・SNS・Scaffold販促 Claude Sonnet 4.6
佐藤 経理 帳簿・月次レポート・申告準備 ローカルLLM
Directory Structure

~/agent/AI組織のオフィス

~/agent/
├── _shared/ # 全ペルソナ共通(読み取り専用)
│ ├── COMPANY.md # 会社方針・Slack設定・報告ルール
│ └── WORKFLOWS.md # GitHub フロー・コミット規則

├── kawakam/ # 川上(エンジニア)
├── chiba/ # 千葉(マネージャー)
├── ishikawa/ # 石川(マーケティング)
└── sato/ # 佐藤(経理・ローカルLLM)

# 各ディレクトリ共通: CLAUDE.md + AGENTS.md + DOCS.md
Isolation Design

ペルソナが混ざらない仕組み

起動ディレクトリで分離

  • 川上: cd ~/agent/kawakam && claude
  • 経理: cd ~/agent/keiri && claude
  • Claude Code は起動ディレクトリの CLAUDE.md のみ読み込む
  • 別ペルソナの AGENTS.md・DOCS.md は参照されない

共通ルールは常時読み込み

  • ~/.claude/CLAUDE.md は全セッション共通
  • @~/agent/_shared/COMPANY.md を参照
  • Slack 設定・報告フォーマット・行動規範を共有
  • ペルソナ固有の定義は各自の AGENTS.md に閉じる
今後の移行作業: 現在の ~/agent/AGENTS.mdDOCS.mdkawakam/ に移動し、共通部分を _shared/ に分離する。
Section 02

セッション管理・自律稼働

各ペルソナのセッションをどう立ち上げ、維持し、リセットするか。

Design Premise

インタラクティブセッションを常駐させる

採用しない方針

  • 非インタラクティブモード(claude -p
  • 理由:都度起動ではコンテキストが消える
  • 作業精度が大きく落ちるため対象外

採用する方針

  • tmux でセッションをサーバーに常駐
  • SSH 切断後もセッションは生き続ける
  • コンテキストを保持したまま継続作業
  • Slack チェックはセッション内のスケジューリングで対応
tmux 3.2a ✓  |  systemd 249 ✓  |  Claude OAuth 永続保存済み ✓  — 技術的前提はすべて揃っている
Session Lifecycle

セッションのライフサイクル

フェーズ内容備考
起動 tmux でセッションを作成 → claude を起動 Phase 1: 手動 / Phase 3: systemd 自動
初期化 DOCS.md を読んで前回コンテキストを把握、当日の方針を確認 Phase 2 以降は指示書を自動読み込み
稼働 作業実行 → 一段落したら Slack をチェック → 報告 /loop や /schedule で定期実行
リセット コンテキスト上限に近づいたら DOCS.md に引き継ぎ内容を書き出してセッション終了 新セッションは DOCS.md から再開
Autonomy Roadmap

段階的に自律度を高める

Phase 1

手動起動 + 朝の指示

今日からできる
  • 山下が朝に tmux attach して当日の方針を伝える
  • 川上がセッション内で自律的に作業を進める
  • SSH 切断後も tmux でセッションが継続
  • 夜間は dormant(22:00〜07:59)
Phase 2

起動・初期化の自動化

スクリプト整備で対応
  • 起動スクリプトが tmux + claude を立ち上げる
  • 「今日の指示書」を自動読み込みして始動
  • 山下の朝の作業が不要になる
  • セッションリセット時も DOCS.md 経由で自動引き継ぎ
Phase 3

完全自律稼働

systemd で自動管理
  • VM 再起動後もセッションが自動復旧
  • 24時間・365日、人手なしで稼働
  • Slack を受信口に、必要時のみ山下が介入
  • 複数ペルソナのセッションを並列で管理
Next Steps

現在地と次のアクション

確定事項(着手可能)

  • 既存 ~/agent/ を新構成へ移行(kawakam/ 分割)
  • _shared/ 作成・共通ルール分離
  • 千葉・石川・佐藤の AGENTS.md 整備
  • Phase 1 運用開始(tmux + 手動起動)

今後の検討事項

  • 佐藤さん用ローカルLLMのセットアップ(モデル・スペック選定)
  • Phase 2 用起動スクリプトの設計
  • 千葉さん(マネージャー)の指示フロー設計
  • この構成の Scaffold テンプレート化
この組織の構築・運用プロセスそのものが Scaffold の開発ロードマップ。実運用で検証したアーキテクチャを顧客向けパッケージとして提供する。